台本以上小説以下
2009.02.11 (Wed) | Category : らんま1/2
前に書いてた物を発見したので載せときます。未完成で、言葉とかグチャグチャですが、それでも良ければ、どうぞ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
title:主従丸の使い方
事はある日突然起きる。
乱馬「でぇぇーー!!?」
あかね「きゃああぁぁ!」
ビターン!!!
ものすごい勢いで、抱き合う二人…
……
乱馬「あ…かね?」
あかね「乱…」
…どっどっどっ…
どうしたんだろう…
………あれ……???
乱馬あかね「(はッ…)離れないー!!?」
あかね「えー!!?ちょっと乱馬離れてよー!」
乱馬「なっ…お前こそ離れろよっ!!」
じたばたもがくが、二人は全く離れる事が出来ない。
しかし、どうにかこうにかで背中合わせになった。
乱馬「一体何なんだっコレはっ」
あかね「乱馬っ、アタシがコレ(柱)に掴まってるから…」
乱馬「なるほど、俺がダッシュで離れ…」
…その光景はまるで宙に浮いたまま足を動かしているようで。
乱馬「ぬおおおぉ…!」
あかね「ぬ゛ぅ~」
離れない。
あれ…?これって確か前にも似たようなシチュエーションが…
八宝斉「わしの主従丸が一組たら~ん!どっこじゃ~」
ぱたぱたと通り過ぎるちっちゃな妖怪老人…
乱馬「まさか…」
あかね「しゅっ…主従丸…?」
主従丸!それは!! 師匠が赤丸薬、弟子が白丸薬を飲めばどんな無礼な弟子も四六時中師匠に付き従う、主従関係改善のための丸薬
であるが!赤白の丸薬は強力な磁力で引き付け合い、ひとたび飲めば離れないという、迷惑な丸薬である!!
あかね「ねぇ、主従丸って確か24時間以内に離れないと一生くっついたままなんじゃあ…」
乱馬「…」あかね「…」
…ヤバい…!
乱馬「今何時だ!?」
あかね「えっと…5時24分よ」
乱馬「じゃー、明日のこの時間までに何とか離れないと…」
あかね「一生…」
ぞ~ッ
早雲「い~じゃないの!どうせ二人は許婚なんだしぃ」
玄馬「さよう。何の問題があるというのだ?」
乱馬「お、おやじ!?」
あかね「おとーさん!」
いつの間にやら家族が集まっている。
乱馬「何が問題無いだよ!?大アリだろ!!?」
なびき「まぁ、何かと不便よねぇ、四六時中一緒だと」
かすみ「そうよね。お風呂一緒に入るわけにもいかないし…」
なびき「それはいいんじゃない?」
あかね「な゛っ…!いい訳ないでしょ!?」
乱馬「なんでこんな寸胴女と風呂にはいらにゃならんのだっ」
あかね「だっ…誰が寸胴だぁー!!!」
げぃん
あかね「あたしだってあんたとなんか…」
なびき「ちょっと待って!」
気絶した乱馬と、未だくっついている二人をみて、なびきの推理が始まった。
なびき「確か主従丸の効果は、主従関係が解消された時…即ち弟子が師匠を倒した時に解消される…だったわよね?」
早雲「確かに」
なびき「今あかねが乱馬くんを殴って気絶させたのに、未だ離れないということは…」
早雲「そうか!あかねが師匠の赤丸薬を、乱馬君が弟子の白丸薬を飲んだということか!」
あかね「つまり、あたしが乱馬に倒されればいいわけね?…って事で乱馬、さっさと倒して主従関係解消してよ」
乱馬「俺が気絶してる間になにがあったんだ」
どんどろどんどろ
早雲「ら~ん~ま~く~ん~!あかねを殴ったら私が許さないよぉぉぉ」
乱馬「だからなにがあったんだよ!?」
あかね「おとーさん!そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!乱馬、つまりあんたがあたしを一発殴ればこの状態は解決されるのよ」
乱馬「な…殴る?」
あかね「あたしの事はいいから。早くしなさいよ」
と言って、ここを殴れというようにに顔を突出す。
乱馬「バカ。女の顔なんか殴れるかっ」
あかね「何言ってんのよ?じゃーずっとこのままなのよ!?あんたが良くてもあたしが嫌なの!」
乱馬「な゛、俺だって冗談じゃねーぜ!ったく本当かわいくねーっ」
あかね「じゃー殴りなさいよ」
なびき「こらこら…弟子が師匠を殴るだけが主従関係解消ではないでしょ?」
早雲「と言うと?」
なびき「弟子が師匠より強ければいいんだから、殴る以外にもそれがはっきり分かる行為をすればいいんじゃないの?」
早雲「なるほど」
う~ん…
早雲「乱馬くんが上なのは、格闘」
あかね「この状態でどう戦えっつーのよ」
乱馬「くっついたままってのがやりずれーな…」
かすみ「みなさーん、晩ご飯ですよー」
一同「はーい」
とたとた…
一同「いっただっきまーす」
味噌汁ズズズ~…
乱馬あかね「ちょっと待てーい!!」
乱馬「まだ問題が解決してねーだろーが!!」
あかね「そーよっ!呑気に味噌汁吸ってる場合じゃないわよ」
なびき「んなこと言ったってお腹空いたんだもん。」
早雲「腹がへっては戦は出来ぬ。とりあえず二人とも、夕食にしなさい」
…て言ったって…
二人は今背中合わせの状態で。
乱馬「食べづらい…」
あかね「ちょっとっ、肘がぶつかるじゃない」
乱馬「しょーがねーだろ、こうしないとおかずが取れねーんだから」
あかね「あ゛~!味噌汁がこぼれるー!」
乱馬「うわっ!急に動くなバカ!飯が落ちたじゃねーか」
あかね「あんたがいけないんでしょー!!」
かすみ「まぁまぁ、二人とも楽しそうね」
なびき「お熱いこと」
あかね「おねーちゃんっ!!」
乱馬「くっそぉ~」
飯は食べづらいし、恥ずかしいし、早く解決策を探さなくては…!
二人ともこの時、心底そう思っていた…
…はずだった…
が…。
乱馬(あかねがすげー近くにいるんだなぁ…なんか…)
あかね(ちょっと…嬉しいかも…)
と一瞬思ってしまったり
乱馬あかね(って!違う違ーう!!!)
と我に返ったりしていた。
そして時は、問題の夜へと近付いていった…。
さぁ!どうやって寝る?
このまま寝るのは言うまでもなくマズい…
しかし二人はいくら頑張っても離れない。
乱馬あかね「………」
なびき「あかねも乱馬くんも、お風呂入らないの~?」
乱馬あかね「入るかーっ!!」
あかね「そうだ!部屋の中と外に分かれて…」
二人がくっついている境目の所を入口の壁に滑り込ませて
あかね「うりゃッ」
乱馬「っしょ」
二人の間を壁で仕切ることに成功した!
あかね「やったぁ!」
乱馬「これで何とか寝られるな」
そして、更けて行く夜…
あかね「…、乱馬」
乱馬「ぁ?どーした?」
あかね「あの…これ」
と言ってドアを空けて渡したのは、一枚の毛布。
乱馬「あ、ありがと…」
あかね「どうしようか。主従関係解消…」
乱馬「そうだな…」
あかね「乱馬、うちのお父さんはああ言ってたけど、私殴られたって全然いいのよ?」
乱馬「え?」
あかね「やっぱり殴るのが一番手っ取り早いじゃない。他の方法なんて結局見つからないし…」
乱馬「何言ってんだよ!?」
あかね「え」
乱馬「まだ明日の五時まで時間がある。ぜってー何か方法見つけ出してやるっ」
あかね「乱馬…私だってあんたには及ばないけど、武道家よ?殴られるぐらいどうってこと…」
乱馬「んなこた関係ねーんだよ」
あかね「乱馬…」
乱馬「勘違いすんじゃねーぞ。お前だから殴らないわけじゃーねーんだからなっ」
あかね「あ…そ。じゃー何で殴らないのよ」
乱馬「女相手に殴れるかっ」
あかね「ふ~ん…、じゃああんた女になって殴ればいいじゃない」
乱馬「そういう問題じゃねえ」
あかね「…なんか、やだな。そういうの」
乱馬「は?」
あかね「女は弱いから殴りたくないとか言って、男女差別よ」
乱馬「んなこた言ったって、実際俺が本気でお前殴ったら怪我じゃ済まねーぞ」
あかね「いいわよ、別に」
乱馬「おまっ…そんなに俺と離れたいのかよ!?」
あかね「……、…あんた離れたくないの?」
乱馬「え゛っ…」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
つづく…かなぁ?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
title:主従丸の使い方
事はある日突然起きる。
乱馬「でぇぇーー!!?」
あかね「きゃああぁぁ!」
ビターン!!!
ものすごい勢いで、抱き合う二人…
……
乱馬「あ…かね?」
あかね「乱…」
…どっどっどっ…
どうしたんだろう…
………あれ……???
乱馬あかね「(はッ…)離れないー!!?」
あかね「えー!!?ちょっと乱馬離れてよー!」
乱馬「なっ…お前こそ離れろよっ!!」
じたばたもがくが、二人は全く離れる事が出来ない。
しかし、どうにかこうにかで背中合わせになった。
乱馬「一体何なんだっコレはっ」
あかね「乱馬っ、アタシがコレ(柱)に掴まってるから…」
乱馬「なるほど、俺がダッシュで離れ…」
…その光景はまるで宙に浮いたまま足を動かしているようで。
乱馬「ぬおおおぉ…!」
あかね「ぬ゛ぅ~」
離れない。
あれ…?これって確か前にも似たようなシチュエーションが…
八宝斉「わしの主従丸が一組たら~ん!どっこじゃ~」
ぱたぱたと通り過ぎるちっちゃな妖怪老人…
乱馬「まさか…」
あかね「しゅっ…主従丸…?」
主従丸!それは!! 師匠が赤丸薬、弟子が白丸薬を飲めばどんな無礼な弟子も四六時中師匠に付き従う、主従関係改善のための丸薬
であるが!赤白の丸薬は強力な磁力で引き付け合い、ひとたび飲めば離れないという、迷惑な丸薬である!!
あかね「ねぇ、主従丸って確か24時間以内に離れないと一生くっついたままなんじゃあ…」
乱馬「…」あかね「…」
…ヤバい…!
乱馬「今何時だ!?」
あかね「えっと…5時24分よ」
乱馬「じゃー、明日のこの時間までに何とか離れないと…」
あかね「一生…」
ぞ~ッ
早雲「い~じゃないの!どうせ二人は許婚なんだしぃ」
玄馬「さよう。何の問題があるというのだ?」
乱馬「お、おやじ!?」
あかね「おとーさん!」
いつの間にやら家族が集まっている。
乱馬「何が問題無いだよ!?大アリだろ!!?」
なびき「まぁ、何かと不便よねぇ、四六時中一緒だと」
かすみ「そうよね。お風呂一緒に入るわけにもいかないし…」
なびき「それはいいんじゃない?」
あかね「な゛っ…!いい訳ないでしょ!?」
乱馬「なんでこんな寸胴女と風呂にはいらにゃならんのだっ」
あかね「だっ…誰が寸胴だぁー!!!」
げぃん
あかね「あたしだってあんたとなんか…」
なびき「ちょっと待って!」
気絶した乱馬と、未だくっついている二人をみて、なびきの推理が始まった。
なびき「確か主従丸の効果は、主従関係が解消された時…即ち弟子が師匠を倒した時に解消される…だったわよね?」
早雲「確かに」
なびき「今あかねが乱馬くんを殴って気絶させたのに、未だ離れないということは…」
早雲「そうか!あかねが師匠の赤丸薬を、乱馬君が弟子の白丸薬を飲んだということか!」
あかね「つまり、あたしが乱馬に倒されればいいわけね?…って事で乱馬、さっさと倒して主従関係解消してよ」
乱馬「俺が気絶してる間になにがあったんだ」
どんどろどんどろ
早雲「ら~ん~ま~く~ん~!あかねを殴ったら私が許さないよぉぉぉ」
乱馬「だからなにがあったんだよ!?」
あかね「おとーさん!そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!乱馬、つまりあんたがあたしを一発殴ればこの状態は解決されるのよ」
乱馬「な…殴る?」
あかね「あたしの事はいいから。早くしなさいよ」
と言って、ここを殴れというようにに顔を突出す。
乱馬「バカ。女の顔なんか殴れるかっ」
あかね「何言ってんのよ?じゃーずっとこのままなのよ!?あんたが良くてもあたしが嫌なの!」
乱馬「な゛、俺だって冗談じゃねーぜ!ったく本当かわいくねーっ」
あかね「じゃー殴りなさいよ」
なびき「こらこら…弟子が師匠を殴るだけが主従関係解消ではないでしょ?」
早雲「と言うと?」
なびき「弟子が師匠より強ければいいんだから、殴る以外にもそれがはっきり分かる行為をすればいいんじゃないの?」
早雲「なるほど」
う~ん…
早雲「乱馬くんが上なのは、格闘」
あかね「この状態でどう戦えっつーのよ」
乱馬「くっついたままってのがやりずれーな…」
かすみ「みなさーん、晩ご飯ですよー」
一同「はーい」
とたとた…
一同「いっただっきまーす」
味噌汁ズズズ~…
乱馬あかね「ちょっと待てーい!!」
乱馬「まだ問題が解決してねーだろーが!!」
あかね「そーよっ!呑気に味噌汁吸ってる場合じゃないわよ」
なびき「んなこと言ったってお腹空いたんだもん。」
早雲「腹がへっては戦は出来ぬ。とりあえず二人とも、夕食にしなさい」
…て言ったって…
二人は今背中合わせの状態で。
乱馬「食べづらい…」
あかね「ちょっとっ、肘がぶつかるじゃない」
乱馬「しょーがねーだろ、こうしないとおかずが取れねーんだから」
あかね「あ゛~!味噌汁がこぼれるー!」
乱馬「うわっ!急に動くなバカ!飯が落ちたじゃねーか」
あかね「あんたがいけないんでしょー!!」
かすみ「まぁまぁ、二人とも楽しそうね」
なびき「お熱いこと」
あかね「おねーちゃんっ!!」
乱馬「くっそぉ~」
飯は食べづらいし、恥ずかしいし、早く解決策を探さなくては…!
二人ともこの時、心底そう思っていた…
…はずだった…
が…。
乱馬(あかねがすげー近くにいるんだなぁ…なんか…)
あかね(ちょっと…嬉しいかも…)
と一瞬思ってしまったり
乱馬あかね(って!違う違ーう!!!)
と我に返ったりしていた。
そして時は、問題の夜へと近付いていった…。
さぁ!どうやって寝る?
このまま寝るのは言うまでもなくマズい…
しかし二人はいくら頑張っても離れない。
乱馬あかね「………」
なびき「あかねも乱馬くんも、お風呂入らないの~?」
乱馬あかね「入るかーっ!!」
あかね「そうだ!部屋の中と外に分かれて…」
二人がくっついている境目の所を入口の壁に滑り込ませて
あかね「うりゃッ」
乱馬「っしょ」
二人の間を壁で仕切ることに成功した!
あかね「やったぁ!」
乱馬「これで何とか寝られるな」
そして、更けて行く夜…
あかね「…、乱馬」
乱馬「ぁ?どーした?」
あかね「あの…これ」
と言ってドアを空けて渡したのは、一枚の毛布。
乱馬「あ、ありがと…」
あかね「どうしようか。主従関係解消…」
乱馬「そうだな…」
あかね「乱馬、うちのお父さんはああ言ってたけど、私殴られたって全然いいのよ?」
乱馬「え?」
あかね「やっぱり殴るのが一番手っ取り早いじゃない。他の方法なんて結局見つからないし…」
乱馬「何言ってんだよ!?」
あかね「え」
乱馬「まだ明日の五時まで時間がある。ぜってー何か方法見つけ出してやるっ」
あかね「乱馬…私だってあんたには及ばないけど、武道家よ?殴られるぐらいどうってこと…」
乱馬「んなこた関係ねーんだよ」
あかね「乱馬…」
乱馬「勘違いすんじゃねーぞ。お前だから殴らないわけじゃーねーんだからなっ」
あかね「あ…そ。じゃー何で殴らないのよ」
乱馬「女相手に殴れるかっ」
あかね「ふ~ん…、じゃああんた女になって殴ればいいじゃない」
乱馬「そういう問題じゃねえ」
あかね「…なんか、やだな。そういうの」
乱馬「は?」
あかね「女は弱いから殴りたくないとか言って、男女差別よ」
乱馬「んなこた言ったって、実際俺が本気でお前殴ったら怪我じゃ済まねーぞ」
あかね「いいわよ、別に」
乱馬「おまっ…そんなに俺と離れたいのかよ!?」
あかね「……、…あんた離れたくないの?」
乱馬「え゛っ…」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
つづく…かなぁ?
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